【読書】~敗者のゲーム~

【読書】~敗者のゲーム~

あいさつ

今日は投資家必読とも言われる「敗者のゲーム」を読了したので、要点をまとめて紹介します。

平均への回帰

この本の本質とも言えるのがこの「平均への回帰」です。

これは平均値より大きく離れた値が出ても、やがてまた平均値が多く出るように戻る現象のことです。

この現象は投資にも当てはまり、下記のような繋がりを持ちます。

平均への回帰 ⇒ 試行回数の増加 ⇒ 長期投資

長期目標を達成するために

長期目標に向かって着実に進むという基本的方針を堅持し、市場の変動を無視することが大切です。

暴落・暴騰のときには「些事にこだわるな」という格言があります。

1,2年の成績が悪いという理由だけで解約するのは最悪です。

当初の約束を守るファンドを持ち続ければ、長期的には十分報われることでしょう。

まとめ・感想

株式市場には多くのプロ投資家や機関投資家が存在します。

一般の個人がそんなプロ達に勝つことはそもそも不可能です。

つまり、株で市場に勝とうとすることが無意味なのです。

「平均への回帰」という理論を活かしたインデックス投資を行うことで、長期的に見れば資産を増やすことができるでしょう。

「勝者のゲーム」が株であるならば、「敗者のゲーム」こそインデックス投資 (ETF) と言えますね。